専属運転手の給料と手当の相場で実際の年収

最終更新日 2023年2月23日

監修・著者 株式会社しごとウェブ 編集部

専属運転手の月収は20万円から40万円が一般的ですが、その勤務日数は全く異なります。求人によっては最低13日、土日祝日は完全に休みで、それ以外の日には仕事があるという条件の所も多いです。役員の人数が多い場合は、車一台に1人ではなく2人、3人を乗せることもあります。そのそれぞれの役員、社長を指定の目的地に運ばないといけないため、移動だけでかなり時間はかかりますし、精神的な緊張も大きくなります。

 

平日毎日8時間束縛される場合、重要な会議への送迎、会議中は待機時間としてその会場にて待ち、荷物を運ぶために付き添うということもありえます。また、万が一忘れ物があればそれを運ぶために急いで車を走らせないといけないこともありますので、実質本格的な専属運転手の仕事では給料は40万円ほどになると考えていると良いでしょう。

 

もらえる手当の相場

専属運転手に対してもボーナスが与えられる契約は多いです。年2回の賞与、交通費を一定金額まで支給、宿泊や遠距離の送迎となる場合には追加料金がかかります。完全に会社に雇われて専属運転手となる場合にはその会社の福利厚生を受けることになります。しかし、派遣会社経由で役員専属運転手をする場合には、その派遣会社の福利厚生が適用されます。ボーナスについても同じでその派遣会社が用意してくれているかどうかが全てです。

 

専属運転手だから、手当や福利厚生が少ないということはなく、一般社員として扱いは何も変わりません。束縛時間が長いことと、二種免許が必須になる場合があるという点、プロの運転手ということで技術料が追加で支払われるという感覚でいるのが自然でしょう。

 

賞与・ボーナスはいくら?

ボーナスの金額は会社によって全く異なりますが、給料1ヶ月分、2ヶ月分が支払われると思っているのが良いでしょう。もし給料が毎月40万円の場合にはボーナスは同じく40万円程度になると考えていれば良さそうです。ただし、契約書に賞与の金額が出来高制であったり、計算方法や金額が明記されていない場合には支払われない可能性もありますので注意しましょう。

 

こうした部分は直接契約を行い、首を切られたら仕事がなくなってしまうという専属運転手の立場を利用して厳しい状況をそのままにする会社もゼロではないので、ボーナスの金額が少なくてもきちんと支払われるかどうかが大切です。あまり利益が出ていない時にはボーナスがほとんど支払われない可能性がありますが、そうしたときでも役員の人柄を信じてサポートし続けるという仕事以上の関係を築いていくのも賢い選択です。

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