専属運転手に求められているマナーと暗黙のルール

専属運転手が守るべき暗黙のルール

専属運転手に求められているマナーと暗黙のルール

専属運転手になったら、雇い主、社長、役員の事は一切話してはいけません。それがたとえ家族でも、同じ会社内の人でも、取引先でも、車の中、秘書業務を通して知ったことは何があっても漏らしてはいけません。会社の社長や役員の持病、薬があっても、それを誰かに悟られてはいけないため、そうした薬などを荷物として運ぶ際にも周囲にばれないようにするのがルールです。

 

大きい会社では派閥のようなものも必ずあり、社長の椅子を狙っているような人もいて、ちょっとしたほころびが組織を大きく狂わせることもあります。車の中で誰かと話していたこと、社長自身がぼそっと話したことはどんなことであっても話してはいけませんので、真剣にこのルールを守るようにしましょう。

 

基本的なビジネスマナーは欠かせない

運転手として最低限のマナーを守って役員や社長に接するのはもちろんですが、あまりにも媚びへつらってしまうのは違います。会社という組織で考えた時、取引先やクライアント、協賛企業など社長や役員が会うことになる先方の会社との関係をよく理解しておき、きちんと丁寧で誠実な対応をするのが専属運転手に求められます。

 

お辞儀や礼、言葉での挨拶、ドアを開けるサービスや傘をさすサポートなど自社の人間よりも他社の人間、来賓の方を優先しなければいけないなどのマナーも理解していなければいけません。こうした秘書としてのルールやマナーは、その日の社長や役員との打ち合わせの時に、事前にどちらを優先するか確かめあえていれば運転手も社長も安心してお客の出迎え、送迎ができます。

 

言葉遣いと行動力は欠かせない

専属運転手の仕事中、必ずしも安全に運転していけるとは限りません。時には、後ろから車がぶつかってくることもあり、自身は悪くなくても周りが起こしている事故に巻き込まれることもあります。そうした場合には、社長の安全を確保しながら、状況をすばやく収集しなければいけませんので、役員、社長を乗せている段階で事故が起きたときの対処についても話し合っておくと良いでしょう。これも打ち合わせの一つで、運転手としてパッと行動できれば、それだけ評価に繋がります。専属運転手が一切悪くなくても、事故に巻き込まれると行動しないといけない事は出てきますので、事前に理解して準備しておいてください。

 

会社側から研修という形で何も言われない場合には、社長や役員の方々の余裕がある時に、万が一のときの対応、災害時の対応として、マニュアルのようなものを伝達しておくと、いざという時運転手として行動しやすくなります。

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