専属運転手として働くときに共通する「福利厚生」の内容とは

最終更新日 2023年2月23日

監修・著者 株式会社しごとウェブ 編集部

福利厚生には法定のものと法定外のものがあります。法定福利厚生は法律で定められているもので、健康保険や介護保険、雇用保険や労災保険などのことを指し、人を雇う場合にはこれらを設定しておくのが大前提なので、基本的にはあるものとして考え、求人を探していって良いでしょう。

 

これ以外にスポーツや旅行、宿泊施設、温泉施設の利用ができるような法定外の福利厚生、社食や弁当の割引など働く人の生活と健康をサポートするようなものもきちんと用意されているのが一般的です。会社に出社してくるまでの交通費・ガソリン代、住宅手当の支給、健康診断をやってくれるような場合もありますので、しっかり求人ごとに確認しておきましょう。

 

福利厚生はどう利用する?

福利厚生は基本的に自動で会社側が用意してくれますが、旅行や宿泊施設の利用などは申告が必要な場合もあります。たいていは旅行に行くための冊子、雑誌のようなものが自宅に送られてきて、お金は払わずに、または、一部だけ自分で支払って温泉施設や旅行に行くような形のものになります。

 

専属運転手の場合は、福利厚生は休みの時に利用する場合が多く、役員や社長の趣味に休日に誘われてしまうこともありますので、できれば趣味が同じ方がいろいろ無難かもしれません。ゴルフを趣味にしておけば、ひとまずは休日も社長や役員の方々との時間をとることになりますが、相手のことをよく知るチャンスでもあり、仕事のときにもそうした関係構築がお互いに仕事をしやすい状況を作るかもしれません。

 

事前に労働契約内容を確かめて

福利厚生の内容は求人毎に全く異なりますが、法律で定められている法定福利厚生はあるとしても、それ以外の福利厚生は条件付きでしか利用できない可能性があります。就職が決まってから半年しないと利用できないようなものや1ヶ月に所定の時間以上働いていないと利用できないようなものがある場合もありますので、求人募集を見つけた時に、詳細な条件も確認しておきましょう。

 

求人情報を見ていればだいたいのことは書いてありますが、それが全てではない可能性がありますので安易に求人に応募しないようにしましょう。面接のドタキャンなどをしてしまうことになると非常に良くないので、事前の記載事項、先に相談して確認できることは、先にチェックしましょう。福利厚生がなくて求人を出している会社は法的にはありませんので、こうした点は注意してお互いに相性の良い会社、専属運転手として活躍できるようにしてください。

大手ハイヤー会社の運転手募集!「入社祝い金付き」

【タクQ】ハイヤー無料転職支援サービス

相談のみでも無料なのでお気軽にお使いください

カテゴリ


▲ ページTOP